Happy Holidays!

今年は特にこの Happy Holidays! の挨拶が気になる。 「メリー・クリスマス」は「ハッピー・ホリディーズ」、 「クリスマス・ツリー」は「ホリディ・ツリー」、「クリスマス・パーティー」は「イヤー・エンド・パーティー」等々である。  

日本ではPC(Politically Correct)と言うらしいが、現在の米国の主流、キリスト教右派が力を誇示しようとすればするほど、逆に「ハッピー・ホリディーズ」の挨拶が横行し、自分たちは彼らとは違うのだと、別の宗教の人へのセンシティビティを意思表示する人が多くなっている。 さすがにブッシュ大統領もホワイトハウスで行うクリスマスツリーに電気をともす儀式では Holiday Tree Lighting という言葉を使用したようだ。 

子供たちがまだ小学校へ行っている頃からこの時期の色々な催しではクリスマス、ハヌカ(ユダヤ人のお祭り)、クワンザ(アフリカのクリスマス)といった呼び方を併用していた。もちろんクリスマスという言葉を使いながら、同時にハヌカ、クワンザのお祭りも含んで歌をうたったり、踊りを躍らせたりしてこのホリディーシーズンを祝うのである。 ところが、そんなアメリカでの風潮に対して「クリスマスのどこが悪い!」的な声がはばかりなく聞こえてきているのが昨今である。

日本で長く滞在したことのあるアメリカ人の友人は毎年、友人たちに年賀状を出している。 どこからか、その年の干支の絵を入手してきて、日本の年賀はがき形式で作成している。 今年は彼からのその恒例の年賀状とともに一言メモが入っていた。 

「今、アメリカで起きていることを目にすると、自分はずっと年賀状を出していて良かったと思う。」とのことである。

Happy Chrismahanukwanzakah!