等身大の自分
最近、「等身大」という言葉が良く使われるようだ。バブルがはじけて改めて自分の能力、実力を再確認すべし・・・といった風潮から、この「等身大」という言葉が使われるようだ。 しかし、自分を「等身大」で見るほど難しいことは無い。鏡に映った自分だって、他の人が見ている自分のイメージとは違うはずだ。その証拠に髪の分け目は逆だし、ティーシャツに書いてある文字だって裏返しで読めないじゃないか! つまり、「等身大」の裏返しの姿だ。
もっとややっこしいことに、自分の外観と自分が認識している自分のイメージがまたズレている。年齢だけでも、実際の数字としての年齢より20歳位若く認識していると思うし、体重なんかは実際の半分くらいで認識している。(もしかして、こんないいかげんな認識をしているのは私だけかもしれないが・・・・。笑)
参考:以下、博報堂がまとめた調査結果で、「自分で実感している年齢」は、本当の年齢よりも平均で7.2歳若いという。10〜20代では実感年齢の方が実年齢より2.5歳高いものの、その後逆転し、年齢が増すにつれて差が広がる傾向にあり、30〜40代で7.6歳、50代以上では11.1歳、実感年齢の方が若いという。 <中略> 「自分はまだ若い」と感じている人は男性で65%、女性で73%いた。「相手の年齢をぴったり言い当てたら、ほとんどの場合で不快に思われることになる」とのこと。
それでは等身大の自分を見つめる鏡とは何か・・・を考えてみると、それは他人ではないかと思う。自分の娘と同年代の父親を見ながら、自分も他人様の目からみたら、その姿とダブルはず。 決して20歳若く見えることは無い。自分の半分の体重の人を見れば、自分はその二倍であることが見えてくる。自分と同じくらいの収入の人の生活を見れば、もっと節約すべし、と自分に言い聞かせる。
しかし、くれぐれも客観的に等身大の「他人」を見つけなければならない。バブルの頃の当地への派遣社員はエグゼキュティブという言葉に自分の姿とドナルド・トランプの姿をダブらせてしまった。本社での課長とか部長とかの役職がドナルド・トランプと投資で競うことなど考えるはずが無い! 反省!